別の塾からやめてきた生徒の対応の仕方
他塾からあなたの塾にやってきた。
「よし、私の指導でこの子に新たな成長を!」
そして
「前の塾でできなかったことを私の塾でできれば…うっしっし、評判上がるぞ~」という下心もあったり。
不満をきくことから始める
別の塾から辞めてきた生徒、前の塾での不安を聞くことから始めます。
「まえの塾、どうして辞めたの?」
そして、子供はちゃんと答えません。
辞めた理由を言いたくないのです。
だから、時間をかけてでも、一つでも二つでもいいので聞き出す。
これは秘密を共有することからの信頼を得てもらうテクニックです。
聞き出してどうするの?
話を聞いて、特に何もすることはありません。
経営初心者ですと、その辞めた理由を私の塾では気を付けよう。
と、生徒に寄り添います。
はっきりいって、子供の辞めた理由なんてどうでもいい。
結局辞める理由なんて、成績が上がらなかかったから。
それだけです。
「前の塾の先生の教え方が…」
などと、塾のせいにする裏はバカな親への言い訳が明るみに出た結果。
親が「塾に行っているのにどうして成績があがらないの!」と子供に言う。
子供は「だって、教え方がよくわからなくて…」と自分のやる気のない理由をすり替えて話す。
バカな親はそれを鵜呑みにして、塾を変えよう。
ちゃんとした親なら「分かるまでちゃんと質問してきなさい」というのが当たり前。
保護者にも、なぜ前の塾をやめさせたか聞いてみてください。
間違いなく「成績が悪かったから変えました」とは言いません。
けど、それが本音です。
話を聞く目的は、信頼関係を築くため。
話を聞いてそれに合わせた対応は最低限にします。
保護者の気を引くために何でも引き受けてはいけません。
「可能な限り対応します。」程度の弱めな受諾、もしくは、「それは当塾でもできません」と、きっぱり断ることも大事です。